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バイオリズムからダイエット計画を立てる
女性には独特のバイオリズムがあります。
それは月経を中心としたバイオリズムです。女性にとって、大きな意味をもつもので、体にも大きな影響を与えます。
例えば、生理前になるとイライラしやすくなったり、体の不調が引き起こされたりすることがあります。 またダイエットにも大きな影響を及ぼします。
ダイエットで体重が落ちるときと落ちないとき
ダイエットしているのに、体重が落ちるときと、そうでないときがあります。これには女性のバイオリズムが関係しています。
女性の体内ではエストロゲン(卵巣ホルモン)、プロゲステロン(黄体ホルモン)という2種類の女性ホルモンが分泌されています。時期によってその分泌量は増減し、月経周期が形作られ、妊娠のための準備をしています。
女性の月経周期は大きく分けて、
@月経が始まる〜排卵までのおよそ2週間
A排卵期以降〜次の月経が始まるまでの2週間
に分けられます。
@の時期は「卵胞期」と言い、妊娠に備えて体が準備を始めます。おもにエストロゲンが働いています。
この時期、女性の体は活動的になります。代謝や血行が良くなり、多少の無理も利くので、ダイエットをすれば効果が出やすいです。
Aの時期は「黄体期」と言い、体が休んでいるときです。おもにプロゲステロンが働いています。
この時期は、代謝や血行が滞りがちです。うっ血やむくみが起こりやすくなります。この時期にダイエットをしてもなかなか効果はでません。
バイオリズムを知らずにダイエットを成功させることは難しい
このようなバイオリズムを知らずして、ダイエットを成功させることは難しいです。
しかし、バイオリズムを考えずにダイエット計画を立ててしまう女性も少なくないようです。
体が休んでいる「黄体期」に無理なダイエットをして、イライラがつのり、過食になってしまうケースもあります。
ダイエットをしても、すぐに挫折をしてしまって・・・という人は、ダイエット計画の立て方を見直してみることをおすすめします。
バイオリズムを考えた理想的なダイエット計画
理想的なダイエット計画は、
卵胞期にダイエットをスタート
↓
できるだけがんばろう!
↓
黄体期に入ったら体重維持に気持ちをシフト
↓
リラックスを心がける
↓
卵胞にダイエットを再開
↓
・・・・・
というやり方です。
カレンダーに自分の月経周期を書き込み、それと照らし合わせながらダイエットしましょう。
女性なら誰でも、スリムな体型を目指したくなるものです。しかしダイエットも行き過ぎると健康に害を及ぼしてしまいます。バイオリズムを考慮しながらダイエットを行う際も、やりすぎは禁物です。
体重が減って、やせすぎると、体は生命を維持するために女性ホルモンの分泌を減らしてしまうことがあります。女性ホルモンの分泌が減少すると、生理不順、不妊の原因になってしまいます。将来的には骨粗しょう症にもかかりやすくなります。
ダイエットをして、月経が不規則になってしまったら、それは体が発した警告です。それまでのやり方を改め、体に無理ない方法でダイエットを行うようにしましょう。