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ウォーキングと筋トレで効果的にダイエット
タイトルを見て、ガックリきてしまった人もいるかもしれません。
「ウォーキング?知ってるよ。毎日歩いたらダイエットにいいんでしょ。ていうかダイエットで筋トレってなに?筋トレしたって、ダイエットになるわけないでしょう」
こう思うかもしれません。
しかしそれは違います!
そこにあなたの間違った思い込みがあるのです!
今からその間違いについて、ご説明していきます。
ウォーキングダイエット
まずウォーキングについて。
ウォーキングはダイエットにはぜひおすすめしたい運動です。
歩くことで血糖値が下がり、脂肪細胞の中の中性脂肪が分解されるのでダイエットに効果的です。
このウォーキング、毎日続けなければ効果はないと思っていませんか?
もちろん毎日続けられれば、それに越したことはありません。でも仕事をしていると、なかなか時間がとりづらいものです。 そんなときに、「毎日続けなきゃ!せっかくウォーキングした効果がなくなっちゃう」と焦って深夜、ジャージに着替える必要はありません。
1日に週3回程度、行えれば十分です。
ウォーキングによる血糖値の降下作用は、約48時間続くと言われています。つまり、1回ウォーキングをして血糖値を下げてしまえば、中性脂肪分解効果を最大4日間キープできるということです。だから、毎日続けないと効果がない、というようなことはありません。
むしろ、そうした強迫観念にとらわれて、無理をしてしまい、挫折してしまうほうが心配です。
ちなみに、ウォーキングは15〜30分程度継続して行ったほうが脂肪燃焼効果が高いです。週に最低2回、できれば3日、15〜30分間ウォーキングするようにすれば、ダイエット効果は大です。
筋トレダイエット
次に筋トレです。筋トレというのは筋肉を作るために行うものなので、ダイエットには効果がなさそうに思えるかもしれません。
しかしそうではないのです。
食後に筋トレすると、筋肉が糖分を取り込むため、ダイエット効果が高いです。
最近の研究で、食後3時間以内に筋トレすると、食後の血糖値の上昇が抑えられることが明らかになっています。
その仕組みはこうです。
食事によって糖分が取り込まれます。放っておけば、この糖分によって中性脂肪が合成されます。
しかし、その前に筋トレをすると、ダイレクトに筋肉に取り込まれて燃焼するので、血中の糖分が少なくなり、血糖値の上昇が抑えられるというわけです。
ダイエット中は、食後に筋トレすることをおすすめします。おすすめの運動はスクワット、上体起こし、膝をついて行う腕立て伏せなど。ハードな筋力トレーニングをする必要はありません。あんまり無理をすると、おなかが痛くなってしまいますしね。簡単な運動を、食後に数分行うだけで効果があります。
血糖値の減少
↓
中性脂肪が分解されやすくなる
という体の仕組みをうまく利用すれば、効率的にダイエットができるようになります。運動は健康増進やアンチエイジングにも効果的ですから、ぜひ取り入れたいですね。