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ドライマウスを解消するセルフケア

KIREIMO -キレイモ-

普段気にもかけていなかった口腔内の唾液分泌。ところが分泌が減ってくると、唾液のもつ役割の大きさに驚かされます。唾液が少なくなる症状のことを、ドライマウス(口腔乾燥症)と言います。

ドライマウスになると、いろいろな症状が現れます。

ドライマウスの症状

ドライマウスの症状には、 

  • 口の中が乾く
  • 舌や唇がヒリヒリ痛む
  • 唾液が少なくなってきた
  • 口臭が気になる
  • 食べ物の味が感じられなくなった(味覚障害)
  • 話しづらい
  • 乾いた食べ物が食べにくい

などがあります。1つでも当てはまるものがあるのなら、ドライマウスの可能性があります。口の中は敏感な部分なので、辛く感じてしまいがちです。

唾液の役割

唾液には役割があります。絶えず流れて、口の中を清潔に保っています。「なら水を飲んでもいいんじゃないの?」と思ってしまいますが、唾液ならではの効能があるのです。

粘膜を保護する、傷の修復を早める、細菌を抑える、食べ物の飲み込みや消化を助ける、歯を丈夫にするなど、大事な役割があります。

これらの機能が働くことで、歯茎や舌、頬の裏側、上あごの粘膜が保護されます。 

年齢とともに減る唾液の分泌量

唾液の分泌量は年齢とともに減ってきます。ドライマウスの患者の9割が50〜79歳の女性というデータがありますが、最近では20代〜40代の受診も増えています。若いから大丈夫、とは言えないのです。また、ストレスも減少の原因となります。 

そのほかの原因として、膠原病「シェーグレン症候群」やがん治療による抗がん剤の副作用、放射線治療の影響などがあります。 

ドライマウスの診療

ドライマウスは病気というよりも生理的な症状です。そのため、認知度が低く、専門外来も少ないです。受診を考えているのなら、ドライマウスの診療を行っている歯科医院や口腔外科を受診しましょう。

しかし、日常生活を改善させるセルフケアによって、症状をかなり改善させられます。ただしシェーグレン症候群、抗がん剤、放射線治療が原因の場合はセルフケアでは改善させられません。 

ドライマウスを防ぐセルフケア

ドライマウスを予防するためのセルフケアでは、以下のことが効果的です。

唾液の分泌を促す

良く噛んで食べる 
噛むと唾液が分泌されやすくなります。ドライマウスによって、口の中が痛くなり、柔らかいものばかり食べる人もいますが、逆効果です。消化を促す意味でも、良く噛んで食べるのは大切です。キシリトール配合のガムを噛むのも効果的です。 

舌と唇のストレッチ 
体のほかの部分と同じで、口も、使わないと機能が退化します。ストレッチで噛む筋肉を鍛え、唾液腺の機能を高めましょう。 

舌の先で上下の歯茎の裏側全体に触れる、などの運動を1日に3分間、行うようにしましょう。 

リラックスする 
リラックスし、副交感神経が優位になると唾液が分泌されます。 

規則正しい生活 
規則正しい生活を心がければ新陳代謝が上がり、唾液がつくられます。 

保湿ケア用品を活用する

ドライマウス専用のジェル、洗口液(マウスウォッシュ)、歯磨き粉、口腔スプレーなどがあります。こうした製品には唾液に含まれる天然酵素、保湿成分が配合されています。

口臭の原因となる舌苔(ぜったい)がある場合は、舌ブラシ、タブレットなどでケアしましょう。 

KIREIMO -キレイモ-

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