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肩こりを”悪化させる”解消方法に注意
つらい肩こり、どうしていますか?
「自分でマッサージしている」「友達や彼氏にもんでもらっている」という人が多いかもしれません。
確かに、肩こりがつらいと、揉み解して改善させたくなってしまいます。
でも、肩こり解消法と思ってやっていたことが、逆に肩こりを悪化させてしまうこともあるんですよ!
肩こりを自分でマッサージしたり、人にやってもらったりしたけれど、悪化して今度は首が回らなくなってしまった、なんてことはありませんか?もしそうだとしたら、ケア方法を見直すべきです。
肩こりといっても症状はさまざま
肩こりは、首から肩にかけての筋肉や背中の範囲まで症状が現れます。筋肉がこわばったり、頭を動かしづらくなったり、痛みを感じたりします。
いろいろな症状があるので、一口に肩こりといっても人によってさまざまです。
「肩こりのセルフケア」と一般的に言われることを見てみましょう。
一般的な肩こりのセルフケア
- コリのある部分を自分で指圧する
- 友人や彼氏に揉んでもらう
- 市販のマッサージグッズでほぐす
- 体操やストレッチをして腕や首を動かす
- 湿布や塗り薬を張る
- お風呂でしっかり温まる
- 子供に背中に載ってもらって、踏んでもらう
あなたはどの方法で、肩こりを解消していますか?
さっきの一覧を見てみると、揉んだりほぐしたりといったケア方法が多いのが分かります。
この方法で肩こり解消ケアをしている人は要注意です!
自分で肩もみ、肩ほぐしをするときの注意
自分や人がマッサージをすると、つい力が強くなりがちです。マッサージしてくれる人が、「これくらい強くやらないとコリはほぐれないよ」とかなんとか言ってくるので、ガマンしてグリグリ押されていると、あとでさらに大変なことになってしまう、というパターンです。
悪化したことによる症状では、
- 翌朝首が回らない
- 肩こりの悪化
- 押した部分が痛い
- 筋肉痛のような感じになる
が挙げられます。これは「揉み返し」による症状です。筋肉を強く押したり揉んだりしたことにより、筋肉を傷めてしまうと「揉み返し」となります。
凝っている部分を、強く押してしまいたくなる気持ちは分かります。確かに、肩を触って、凝り固まった部分があると、グリグリ押して、ほぐしてしまいたくなるものです。
でも、強く揉めば揉むほど、コリが改善されるわけではないということも知っておきましょう。改善されるどころか、時間の経過とともに、ますます痛みが大きくなってしまうことも多いのです。
痛いのに無理に押し続けるのはもっといけません。筋肉がかたくなってしまうからです。
コリをほぐしたいのなら、自分が気持ち良いと思える強度で、硬い筋肉に対して垂直な圧力で指圧しましょう。
体操やストレッチは効果的
また、先に挙げた方法で、「揉みほぐす」以外の方法なら、どんどん行ってかまいません。体操やストレッチをして腕や首を動かす、お風呂でしっかり温まるといった方法です。
湿布や塗り薬を使うときには、量を調整するようにしましょう。専門医を受診し、用法と容量を守って使用するのがベストです。