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日焼け止め(サンスクリーン剤)のチェック方法

KIREIMO -キレイモ-

夏本番です。

ノースリーブを着たり、水着を着たり、肌をさらす機会が多くなるこの時期、日焼けには十分注意しないといけません。

紫外線を浴びすぎると、肌を黒くするだけではなく、皮膚がんの可能性も高まってしまうので要注意です。

UVA、UVB、UVCの違い

紫外線は波長の長さでUVA、UVB、UVCの3種類に分けられます。

一番波長が長いのはUVAです。UVAはそれほど肌に対する害はありません。しかし波長が長い分、ガラスを通り抜けて屋内まで入りやすいです。

UVBはUVAより皮膚への悪影響があります。皮膚の表皮の中で細胞のDNAを傷つけたりします。UVBは波長が短いです。そのため、大気中のオゾン層で一部が吸収されます。

UVCは非常に有害です。しかし、オゾン層に吸収されるので地表に届くことはありません。ただ、近年ではオゾン層の破壊が懸念されており、UVCの人体への影響が心配です。

日光を浴びて皮膚が赤くなる原因

日光を浴びて皮膚が赤くなったり、水ぶくれができたりするのはUVBの影響です。しかし、UVAもまったく肌に悪影響を及ぼさないというわけではなく、皮膚が黒くなる「サンタン」を引き起こしたり、しわやたるみの原因になったりします。 

ちなみに、日焼けサロンで浴びる光は、人工的にUVBをカットし、UVAだけ照射されるようになっています。

だから、肌への悪影響が起こりにくいというのが日焼けサロン側の言い分ですが、さっき述べたように、UVAにも肌への悪影響はあります。WHO(世界保健機関)では18歳以下の日焼けサロンの使用の禁止を勧告しています。 

紫外線をカットするには、サンスクリーン剤の使用が不可欠

紫外線をカットするには、サンスクリーン剤の使用が不可欠です。いろいろなサンスクリーン剤があるので、違いを知って、チェックしてから買うようにしましょう。

サンスクリーン剤には、紫外線吸収剤と紫外線散乱剤のいずれかの紫外線防止剤が配合されています。 

紫外線吸収剤

配合された成分が紫外線を吸収するというものです。紫外線を熱などのエネルギーに変えて放出し、紫外線が肌細胞に浸透するのを防止します。

紫外線吸収剤を使うと、アレルギー反応を起こす人がいます。そのため、「紫外線吸収剤を使用していません」「紫外線散乱剤だから安心」という文句がサンスクリーン剤に使用されていたりするのです。 

紫外線拡散剤

成分が紫外線を散乱させるというものです。そうして皮膚への浸透を防止します。

皮膚に塗った時に、白く見えるものがあります。対して紫外線吸収剤は、塗っても肌が白く見えることはありません。

また、アレルギー反応などかぶれることがほとんどないのが紫外線散乱剤の特徴です。 

UVBを防ぐ「SPF」、UVAを防ぐ「PA」

また、紫外線をブロックする程度もチェックしておきましょう。UVBを防ぐ効果がSPF、UVAを防ぐ効果がPAであらわされています。

数値が大きければ大きいほど良いのかというとそうでもなく、用途に反したサンスクリーン剤は、肌を炒めてしまう原因となります。

日常的な紫外線予防にはSPF10〜20、PA+〜PA++が適しています。
アウトドアの際にはSPF30以上、PA+++が望ましいです。

KIREIMO -キレイモ-

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